親愛なる腐った紳士・淑女のみなさま、3年ぶりですね。
まさか私もこのブログを再び更新する日が来るとは思ってもいませんでした。2011年に横浜、2012年に新宿、2013年に吉祥寺と毎回異なる街でエログロをテーマにさまざまなジャンルの作家を集めて、あんな展示やこんなイベントをぶっかけていた絵露愚乱末世です。
そうそう、お初の方もいらっしゃるかもしれませんね。絵露愚乱末世は「エログランマッセ」と読んでくださいまし。
古来から「男子三日会わざれば割礼してみよ」という言葉があります。
男の子は三日も会わないと驚くほど成長しているので、「皮」が伸びきってしまいます。そうすると衛生的にも見た目的にもアレなので「割礼したほうがいいんじゃない?」という美容外科からの提案です。三国志に書いているそうですよ(Yahoo!知恵袋)。いやー乱世!乱世!
絵露愚乱末世も2013年に展示して以来、3年が勃ちます経ちます。
いろんな作家が、いろいろ成長したり、いろいろ伸びきっています。
なので、そろそろ開催を宣言したほうがいいのだと思います。
■展示名
絵露愚乱末世4 〜綺麗に削げねぇだろうが〜
■展示期間
2016年10月下旬(詳細は後日)
■展示場所
横浜某所(詳細は後日)
■参加作家
ZERO Stage / 星之杏奈 / 千葉 晃永 / ヒラマツヨシカズ / 雅yuki Yoshida 他 (段階的にお知らせする予定です)
参加作家は、従来と同じく15名前後の予定です。
すでに半分ほど作家さんは決まっているのですが、早々に公開してしまうとこのブログのネタがなくなるので、小出しにします。シャワーの後も同じで、どうせ後で裸になるとわかっていてもシャワーから出るときはバスタオルで隠しますよね?それと同じですよ(逆ギレ
とまぁ、待っていた方も忘れていた方も初見の方も、開催をちょっとだけ楽しみにしておいてくださいね。
毎度お騒がせなオープニングイベントも鋭意企画中です。
以上、絵露愚乱末世 企画・プロデュースの Masashi Furuka より
♪はめはめ 濡れ濡れ かあさんが〜
♪ジャガーでお出かけ 嬉しそう〜
♪びちゃびちゃ じゅぶじゅぶ あんあんあん♪
というわけで、梅雨なのに枯れ気味の今年の天候とは、まったく関係なく、
ここに第3回絵露愚乱末世の開催を宣言いたします。
いやけっこう前から決まっていたんですが、
そこは大人の情事、いや大人の事情ですので触れないでください。
そうそう、そこそこ。
今回は、第3回目ということでタイトルもサブタイトルも新しくなりました!
題して
絵露愚乱末世V3
「おにいちゃん、わたしを改造人間にして♡」
です。
ラブラドールだろうがラブドールだろうが別にどうでもいいんですけどね、オレ的には。
あ、そうそう。重要な日程と場所は下記です。
ヨコハマ、シンジュク、ときて、今回はキチ情事、いや吉祥寺。
開催時期:2013年8月28日(水)~9月9日(月)
開催時間: 12:00~19:00(最終日は17:00まで) 火曜日休館
180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 潤マンション103
出展作家紹介は、いつもの焦らしプレイですので、よろしく。
若手の女性作家”たち”や、なんとあの人も出たり、出なかったりするので、ご期待ください。
ちゃお。
先週の日曜日、裏原宿で迷い込んだ赤い怪しい建物。
いつか見たことがあるような気がするが、夢の中だっただろうか。
木製の黒い3段ほどの階段を登ると入り口のようだ。
私は恐る恐る、小刻みに震える足を両手で押さえ、一段ずつ
木の感触を足裏で確かめながら、入り口に入った。
すると、右の部屋には、人形がぶら下がっている
奇妙な部屋。
どうも昭和、いや大正時代に迷い込んだかのような、
古風な絵が飾ってある部屋。
ふと、部屋の隅に目をやってみると、紙風船があった。
その部屋は薄暗く、冷房もよく効いていて、
背筋が寒くなったため、そそくさと足を引きずりながら
部屋を出た。
すると、今度は右の大きめの部屋に、
シンプルな絵が整然と並んでいる。
見るに無残な緊縛を施され、吊されたような男女が
細い線で迷い無く描かれている。
部屋の中央には「緊縛ポエトリー」という冊子が整然と並べられている。
こ、こわい・・・。
でも、どこか懐かしい、心の奥底がくすぐられるこの感じは
なんだろう。
一点一点を観るのが怖く、部屋の隅だけ鑑賞して、
私はその部屋を後にした。
そして、廊下を歩きながら、
部屋を覗いてみると、
美しいグリーンの芝生が目に入った。
この建物に入る前から、緊張で顔が引きつっていたわたしは、
すがる思いで、そのグリーンの芝生に引き込まれていった。
そこには「ざくろの庭」と書かれていた。
ふと、横になろうとすると、
これも夢だろうか?
角が生えた蒼い顔をした男の子が
純粋そうな瞳で私を見ていた。
が、倒れるカラダを私の震えて力が入らなくなった両足は
支えることができず、床に倒れ込んだ。
そこで目に入ったのは、薔薇とざくろだった。
何時間、私は記憶を失っていたのだろう。
そこの建物のお手伝いさんであろうか、
若い女性が私を助け起こし、一杯の水と、
ホームページのアドレスらしき、メモを手渡して、
にっこりと微笑んだのだ。
http://www.designfestagallery.com/re/event/japone_jp.html
そして、やさしく耳元でこうささやいた。
「あなたは、夢を見ていたのではありません。
まだ医学的に解明されてはいないのですが、
ジャポネパニック症候群という急性の病に
かかったのです。」
「そうだったんですか・・」
と溜息をつきながら、コップの水を私は飲み干した。
「だいじょうぶ。
この館を一歩出たら、すぐにあなたの気分は晴れます。
そして、あなたは気付くはずです。
この館はあと5日で姿を変えます。
それまでに、あなたは、またこの館の今の姿の魅力に
気付き、再びここを訪れることでしょう。」